SPGアメックスが最強のクレジットカード!?メリット・デメリットをまとめてみた

よく旅行に行く人には絶対おすすめのクレジットカード「SPGアメックスカード」について、そのメリットやデメリットをまとめてみました。

SPGアメックスカードとは?

SPGアメックスカードの正式名称は「スターウッド プリファード ゲスト® アメリカン・エキスプレス®・カード」です。

スターウッド プリファード ゲストとはシェラトンやウェスティンなどの高級ホテルブランドを筆頭に、合計11ブランドを世界中で展開しているホテルグループです。

SPGアメックスカードとは、この「スターウッド プリファード ゲスト」とアメックスが提携しているクレジットカードとなります。

スターウッド プリファード ゲストには以下の11ブランドのホテルが含まれています。

・シェラトンホテル
・ウェスティンホテル
・セントレジスホテル
・ラグジュアリーコレクション
・ルメリディアン
・Wホテル
・フォーポイント・バイ・シェラトン
・アロフトホテル
・エレメントホテル

 

SPGアメックスカードの特徴まとめ

SPGアメックスカードのメリット・デメリットは後ほど詳細を説明しますが、簡単にSPGアメックスカードの特徴をまとめておきます。

  • 年会費:税込み33,480円と高めだが、無料宿泊特典とSPGゴールド会員の特典で十分に元は取れる
  • ポイント還元率:1.0%と通常レベルだが、マイレージに移行した場合のマイル還元率は1.25%
  • 貯めたポイントはSPGグループ・マリオット・リッツカールトンの無料宿泊特典と交換可能(この場合の還元率は高め)
  • SPGゴールド会員の資格を無料でゲット(部屋のアップグレード、ベストギャランティー制度、ドリンクサービスなど特典いっぱい)
  • カードの継続利用でSPGグループホテルに毎年1泊無料で宿泊できる
  • アメックスカードのその他の基本特典あり:空港ラウンジの利用、海外旅行保険、手荷物無料宅配サービス、各種プロテクションなどなど
  • デメリット:ダイニングサービス(コース料理が1名分無料)やプライオリティパスなどの他のゴールドカードでは一般的なサービスがついていない

 

年会費:税込33,480円と高めだが年会費以上の特典あり

SPGアメックスカードの年会費は31,000円+税金の33,480円です。家族カードも15,500円+税金の16,740円の年会費がかかるので、ハイステータスなゴールドカードクラスの中でもやや高めな値段設定です。

ETCカードの年会費は無料ですが、新規発行の時に税込918円の発行手数料がかかります。
 

ポイント還元率:1.0%と通常レベル

SPGアメックスカードを使って買い物をすると、利用金額100円ごとに1スターポイントが貯まります。つまりポイント還元率は1.0%です。

SPGグループのホテルでSPGアメックスカードを使った場合、通常のポイントに加えて利用金額1ドルごとに3スターポイントがもらえます。1ドル=100円とした場合、還元率は4.0%となります(後ほど紹介するSPGゴールド会員の特典としてもらえるポイント)。

スターポイントはSPGグループホテルの無料宿泊特典やマイルに交換することができます。

ポイントはSPGグループの無料宿泊特典と交換可能

SPGアメックスカードの利用でためたポイントは、SPGグループのホテルの宿泊に利用することができます。

SPGグループのホテルはランクによって7つのカテゴリーに分類されていますが、各カテゴリーのホテルの宿泊に必要なポイントは以下の通りです。

カテゴリー 平日 休日 主なホテル(国内)
カテゴリー1 3,000 2,000 なし
カテゴリー2 4,000 3,000 なし
カテゴリー3 7,000 7,000 なし
カテゴリー4 10,000 10,000 シェラトン都ホテル大阪
カテゴリー5 12,000-16,000 12,000-16,000 ウェスティン都ホテル京都
カテゴリー6 20,000-25,000 20,000-25,000 ウェスティンホテル東京
カテゴリー7 30,000-35,000 30,000-35,000 セントレジスホテル大阪

上記はSPGホテルの無料宿泊に必要なポイントの一覧ですが、これ以外にも「ポイント+現金支払い」でSPGホテルに宿泊する方法や、ポイントを部屋のアップグレードに使う方法もあります。

スターポイントはリッツカールトン・マリオットの宿泊でも利用可能

SPGアメックスカードのスターポイントは、リッツカールトンとマリオットのリワードポイントに交換することができます。

1スターポイントにつき3マリオットリワードポイントと交換できます。

交換したマリオットリワードポイントは、マリオットやリッツカールトンの無料宿泊特典と交換することができます。

ホテルのカテゴリーと必要なマリオットリワードのポイント数は以下の公式サイトを参考にしてください。

リッツカールトンの無料宿泊に必要なポイント数(カテゴリー別)

マリオットの無料宿泊に必要なポイント数(カテゴリー別)
 

マイル交換:1.25%の高還元率

1.25%のマイル還元率

SPGアメックスカードはマイル交換でとても有利なクレジットカードです。

1スターポイントは主要航空会社の1マイルと交換できますが、1回の手続きで移行された20,000スターポイント毎に、ボーナスで5,000スターポイントを自動的にもらうことができます。

つまり20,000スターポイントに25,000マイル分の価値があることになるので、SPGアメックスカードのマイル還元率は1.25%となります。

マイレージ移行に伴う手数料も無料です。

ANAマイレージクラブ、JALマイレージバンク、ユナイテッドのマイレージプラス、デルタのスカイマイルなど、150社以上の主要な航空会社のマイレージに交換することができます。

ANAマイルを貯めたい場合は、ANA VISA ワイドゴールドカードを使えば年会費が税込10,260円(割引適用後)でANAマイル還元率が最大1.72%になるので、ANAマイルの還元率は低くはないですが高いとも言えません。

しかしJALマイルを貯めたい場合、SPGアメックスのJALマイル還元率1.25%は他のどのJALカードよりも高くなります。

マイル有効期限は実質無期限

スターポイントの有効期限は「最後の利用から1年間」です。

つまり、100円でもクレジットカードの利用があった場合はその日から1年後が有効期限になるので、継続的にクレジットカードを利用するのであれば実質的に無期限と言えます。
 

続いて、SPGアメックスカードについている特典を紹介していきます。

1.無料宿泊特典:SPGグループのホテルが毎年1泊無料!

APGアメックスカードを継続利用すると、SPGグループのホテルで使える「一泊一室(2名まで)の無料宿泊特典」を毎年もらうことができます。

この特典のおかげで、3万円以上の年会費が簡単にペイできてしまいます。

しかも、祝日や大規模なイベント開催期間中でも、スタンダードルームに空室がある限りはこの無料宿泊特典を利用することができます。

2.SPGゴールド会員:とても魅力的な宿泊特典!

SPGアメックスカードに入会すると、SPGホテルグループのゴールド会員の資格を無料で得ることができます。

SPGゴールド会員になろうと思った場合、通常だと「SPGグループのホテルに年間10回以上、または25泊以上滞在」しなくてはいけません。

しかしSPGアメックスカードに入会すると、カード発行してすぐに無料でこのゴールド会員の資格を手にすることができます。

SPGゴールド会員には以下のようなメリットがあります。

  • SPGグループホテルでの利用金額1ドルごとに3スターポイントが貯まる
  • 午後4時までのレイトチェックアウトが無料
  • 部屋の無料アップグレード
  • 1滞在につき、ボーナススターポイント(250ポイント)、客室でのインターネットアクセス、ドリンク・サービス(1杯)のいずれか1つを無料でもらえる

詳細は公式ページを参照

SPGゴールド会員のベストギャランティー制度

これらのSPGゴールド会員の特典は、SPGの公式サイトもしくは公式アプリからホテルを予約した場合のみに適用されます。

エクスペディアやHotels.comなどの他サイトから予約しても、上記の特典をもらうことはできません。

「これだとけっきょく宿泊費は高くなってしまうんじゃないか?」と心配されるかもしれませんが、公式サイト・アプリからの予約には「ベスト・ギャランティー制度」が適用されています。

公式サイトからの予約後にエクスペディアなどの予約サイトでより安い価格を見つけた場合、(1)他サイトの金額からさらに20%オフ、もしくは(2)2,000スターポイントのプレゼント、のいずれかを選ぶことができます。

ベストギャランティー制度への申し込みはこちらのフォームから行うことができます。

SPGプラチナ会員の獲得が容易になる特典あり

SPGゴールド会員のもう1つ上のクラスにSPGプラチナ会員があります。

SPGプラチナ会員にはゴールド会員にはない以下のメリットがあります。

  • チェックイン時に、スタンダードスイートを含む空きのある部屋の中で最も良い部屋に無料アップグレード(ゴールド会員の場合は1つ上のランクにアップグレード)
  • 1滞在につき、ボーナススターポイント(500ポイント)、朝食、ローカルアメニティーのいずれか1つを無料でもらえる(ゴールド会員の場合はスターポイント250ポイント、無料のインターネットアクセス、ドリンクサービスのいずれかをもらえる)
  • 客室内の無料プレミアムインターネットアクセス
  • ホテルの高級ラウンジを無料で利用できる(ドリンクなどが無料)

 

通常、SPGゴールド会員からプラチナ会員にアップグレードするためには、「1年で25滞在または50泊以上の宿泊」が必要です。

しかしSPGアメックスカードを持っていると、「エリート会員資格取得用クレジット」として「2滞在分の滞在実績と5泊分の宿泊実績」がプレゼントされます。

つまり、プラチナ会員になるための条件が「1年で23滞在または45泊以上の宿泊」になるので、よりスピーディーにプラチナ会員の獲得できるようになります。
 

3.マリオット・リッツカールトンのゴールド会員

2016年にSPGグループとマリオットグループが合併したので、SGPアメックスカードを持つとSPGゴールド会員だけでなくマリオットとリッツカールトンのゴールド会員も無料で取得することができます。

マリオットとリッツカールトンのゴールド会員には以下の特典があります。

  • ホテル宿泊でもらえるポイントが25%アップ
  • 無料の客室アップグレード
  • 客室内の無料インターネットアクセス
  • 午後4時までのレイトチェックアウトが無料
  • (マリオットのみ)ラウンジの無料利用・無料朝食

マリオットのゴールド会員について詳細はこちら
リッツカールトンのゴールド会員について詳細はこちら

マリオットとリッツカールトンのゴールド会員はどちらか1つにしか入ることができませんが、どちらかでゴールド会員になるともう片方のホテルで宿泊した場合もゴールド会員と同様のサービスを受けることができます。マリオットのサイトでホテルを検索するとマリオット・リッツカールトンの両方のホテルが出てきますが、リッツカールトンのサイトではマリオットのホテルが出てきません。なので、リッツカールトンのゴールド会員よりもマリオットのゴールド会員になることをお勧めします。

 

4.SPGアメックスカードのその他の特典

SPGアメックスカードはアメックスが持つその他の多くの特典も受けることができます。

ただし、通常のアメックスゴールドと比べると、招待日和(レストランのコース料理代金が1名分無料)とプライオリティパスがない分、SPGアメックスの方がサービスはやや劣っています。

空港のカードラウンジが利用可能(同伴者1名まで無料)

アメックスが提供する空港ラウンジを無料で利用することができます。アメックスのカードラウンジは国内28空港・海外2空港(ハワイと韓国)にあります。

海外旅行保険が自動付帯

旅行の際に国際航空券の代金をSPGアメックスカードで支払うと、傷害死亡・後遺障害保険金最高1億円の海外旅行傷害保険が付帯されます。

SPGアメックスカードで航空券の代金を支払っていない場合でも、保険金最高5千万円の海外旅行保険が自動で付帯されます。

アメックスの空港ラウンジ一覧

手荷物無料宅配サービス

海外旅行からの帰国時に、空港から自宅までスーツケース1個を無料で配送できます。

ただし、成田国際空港、中部国際空港、関西国際空港で利用できますが、羽田空港は対象外です。

その他の特典

SPGアメックスカードのその他の特典をまとめておきます。

  • 日本国内にあるSPG参加ホテルの直営レストランの飲食代金が15%オフ
  • 航空便遅延費用補償:航空便の遅延により臨時に出費した宿泊料金、食事代などを補償
  • エアポート・ミール:国内線、羽田/伊丹空港内の対象店舗にて1,000円相当分クーポン提供
  • 入会から3ヵ月以内に100,000円以上利用すると10,000ポイントもらえる
  • キャンセル・プロテクション:急な用事で海外旅行やコンサートに行けなくなった場合、キャンセル費用等の損害を補償
  • リターン・プロテクション:アメックスカードで購入した商品の返品を購入店が受け付けない場合、購入日から90日以内であれば商品の購入金額が払い戻される(未使用商品に限る。食品などは対象外)

 

SPGアメックスカードのデメリット

SPGアメックスカードのデメリットをまとめておきます。

ANAマイルの還元率が低い

SPGアメックスカードのANAマイル還元率は1.25%です。しかし、ANA VISA ワイドゴールドカードを使えば年会費が税込10,260円(割引適用後)でANAマイル還元率が最大1.72%になるので、ANAマイルの還元率は低くはないですが高いとも言えません。

ちなみに、JALマイルの還元率で言えば、SPGアメックスカードはJALカードよりも還元率が高い最高のクレジットカードとなります。

宿泊特典・マイル以外の特典が充実していない

ゴールドカード以上のハイステータスなカードによく付帯しているダイニングサービス(コース料理1名分が無料)やプライオリティパス(世界中の空港ラウンジの無料使用権)などの特典がSPGアメックスカードには付いていません。

年会費が高額な割に、SPGホテルの特典を除くと他のゴールドカードよりもサービスは劣っています。

旅行によく行く人、SPG・リッツカールトン・マリオット系列のホテルによく泊まる人にとっては最強のクレジットカードですが、それ以外の人にとっては3万円以上の年会費はちょっと高いかもしれません。

SPGアメックスカードについてまとめ

SPGアメックスカードは年会費は3万円以上もしますが、(1)SPGグループホテルへの宿泊が毎年1泊無料(2)SPGゴールド会員の資格を無料でゲット(3)マイル還元率は1.25%でポイントの有効期限はなし、などの旅行によく行く人にとっては特典が非常に充実しています。

通常のゴールドカードと比較するとダイニングサービスやプライオリティパスのサービスが付帯していないのでやや通常の特典は劣っていますが、上記の特典に魅力を感じる人にとってはメインカードとしても十分に使えるクレジットカードです。

SPGアメックスカードのお申込みはこちら

コメントを残す