企業価値算出の2つのアプローチとバリュエーションの基本的な考え方

「企業価値」とはいったい何を意味するのでしょうか? 企業価値と聞いて企業のブランド力や顧客との取引関係、保有している資産などを思い浮かべるかもしれません。 様々なものが企業価値の源泉となりますが、今回はファイナンスの世界における企業価値の考え方と、その算定方法を解説します。 企業価値算出の2つのアプローチ 企業とはいったい誰のものでしょうか? 経営者でしょうか?従

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過去10年間で最も時価総額が増えた企業を調べてみた

過去10年間(2004年末~2014年末)で時価総額が上昇した企業を調べてみました。 なぜこんなことを調べてみたのかというと、 「過去にどんな企業の株価が大きく上昇したのかを学び、今後の株式投資に活かすため」 です。 過去の事例を、株価が急騰する企業を探す参考にしたいです。 2004年から2014年の株価上昇ランキング 実際の株価上昇ランキングがこちらです。 時価

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相対評価としてのバリュエーション指標

これまでにバリュエーション指標の基本的な考え方と、計算するときの注意点(将来予想をベースにする)について説明してきました。 今回は、バリュエーション指標の使い方と「相対評価」という視点を紹介します。 バリュエーション指標はあくまでも相対的な比較で評価する 株価の評価には相対評価と絶対評価がありますが、PERやPBRなどのバリュエーション指標は主に相対評価のために使います。

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証券アナリストが教えるバリュエーション講座

バリュエーションとは、企業価値、あるいは適正な株価を求めることです。 適正な株価というのは1つしか存在せず、神のみぞ知る世界です。 しかし、それを導く過程にはいろいろな手法があります。 株式投資の業界では「バリュエーションはArtだ」とよく言われます。 いろいろな手法があるため、同じ利益予想でもバリュエーションの手法によって最終的に得られる適正株価が異なることはよくあるから

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バリュエーションは将来予想をベースに計算してこそ意味がある

前回の記事ではバリュエーション指標の基礎として、PERやPBRの意味と簡単な使い方について紹介しました。 今回は、PER等を計算するときの注意事項として、「将来予想をベースに計算する」ということについて解説します。 過去の業績は全て株価に織り込まれており、PERに高いも低いもない 過去に起こった出来事というのは、基本的に全て株価に織り込まれています。 ということは、過去

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バリュエーション指標の使い方:基礎中の基礎編

株価が割安か割高を測るための指標として、アナリストはPBRやPERといったバリュエーション指標を使います。 バリュエーション指標にはいろいろな種類がありますが、それぞれの定義や簡単な使い方を基礎編としてご紹介します。 主なバリュエーション指標の定義と意味 指標として使われる頻度の多い順に定義と意味を説明します。 PER(株価収益率) =時価総額÷当期純利益=株価÷1株

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長期投資のバイブル『ジム・クレイマーのローリスク株式必勝講座』

ジム・クレイマーの“ローリスク"株式必勝講座 【本の概要と感想】 ジム・クレイマーは元ヘッジファンドマネージャーで、現在はアメリカで人気の投資番組「マッドマネー」の司会を務める人です。 表紙の絵とタイトルだけを見ると、なんとなく中身がない本のように見えます。 しかし実際には、長期投資の初心者~中級者ぐらいの方が投資の基本を学ぶのに必読の書だと感じました。 特

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マクロ・業界見通しを判断するのに役立つ企業のコンファレンスコール一覧

投資先を選ぶのにマクロ経済や業界の見通しを考えるのは重要です。しかし、経済の予測というのは難しいもので、プロのエコノミストですら予想をしょっちゅう外します。 時間と情報が限られている中で、自分なりの経済見通しを立てるのに役立つのが企業のコンファレンスコールです。 上場企業の多くは、決算発表のタイミングで説明会を開きます。日本の決算説明会は会場にアナリストや記者が集まってライブで行わ

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従業員が暴露する外資系金融の給与の実態

高給取りで有名な外資系金融の給与水準についてまとめます。 外資系金融の給与水準についていろんなサイトに情報がありますが、リーマンショック前のかなり高い水準が書かれているなど、今の実態とは離れた情報が掲載されていることも多いです。 当記事では、自分の経験と友人たちへのヒアリング、さらには財務データを使って外資系金融の給与水準をまとめているので、かなり実態に近い数字になっていると思

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『勝てるROE投資術』を読んで、改めてROEを考える

勝てるROE投資術 【本の感想】 本書は、(1)ROEとPBRの関係性について言及している数少ない投資本であること、(2)ROEに関するデータ量が豊富であること、(3)JPX日経400の新規採用銘柄を予測する投資アイデア、の3点が非常に役に立ちました。 ROEに焦点を絞った書籍って、意外にないんですね。本書の「はじめに」でも著者の広木氏が「ROEについて述べた書籍では本書

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