『世界のエリートはなぜ、「この基本」を大事にするのか?』戸塚隆将


世界のエリートはなぜ、「この基本」を大事にするのか?

【本の概要】

いわゆるエリートと呼ばれる人達がどんなことを意識しながらしごとをしているのか。圧倒的な成果を出して成功していくビジネスマンの仕事術が学べます。

基本的なことも多いですが、自分の普段の行動と照らし合わせると、いかに自分が怠けているかを痛感します。

Amazonの内容紹介

ゴールドマン・サックス、ハーバード、マッキンゼーのグローバルエリートが実践する仕事術。「レスポンスの速さがあなたの評価」「信頼を得る念押し型報告」「会社は退学せずに卒業する」など、一生成長し続けるための基本を公開!

【サマリー】

Chapter1:人との「つながり」に投資する
 できるビジネスパーソンは、人の名前を覚えるのが得意
  • 相手の名前を覚える3つのコツを紹介
    1.口に出す:自己紹介の時に相手の名前を口に出す
    2.名前を呼んで質問する:「ところで、○○さんは、どちらのご出身ですか?」
    3.別れの際に名前を言う:「○○さん、本日はありがとうございました。」

 どんなに多忙でも、週1回、仕事と関係ない人に会う
  • 社外ネットワークを機能させる3つのコツ
    1.1週間に最低1回の時間を確保する
    2.信頼する友人・知人を介して人に会う
    3.ピンときたら即会う

敢えて、時間を確保すること。そして、信頼する人を介し、自分の直感に従うこと。利害関係を超えた何かのつながりを信じることで、結果として人間関係は発展する。

Chapter2:自分の内面と外見を磨く
 読んだら3倍考える、マッキンゼー流読書術
一冊の本を一気に読み進めた時に2時間かかるとすれば、その3倍の6時間考えること。1章読むごとに、読んだ内容を頭の中で整理すること。章ごとに手を止めて、要旨を書き出す。

そして、本を全部読み終えると章ごとの要旨が残る。次に章の要旨を部類分けし、論理構成を整理してみる。更に、主要メッセージを引き出し、最後に自分なりの意味合いを引き出してみる。

 新聞は「世間の反応」を考えながら読む

重要なことは、ニュースや新聞で取り上げられた情報に、世の中がどう反応するか、を見極めること。

  • 新聞を読む際の3つのポイント
  • 1.読んだら、その情報に人々がどう反応するか考える
    2.必ず紙で読み、各ニュースの取り上げ方に気を配る
    3.最低2紙に目を通す

  • 著者の新聞の読み方
    日頃から国内紙を2紙購読。メインの1紙は必ず朝の出社前に20分程度かけて目を通す。もう1紙はざっと紙面をめくり、主にメイン紙との違いに目をやる。サブメイン紙に気になる記事があれば、週末にまとめて目を通す。更に、海外の英字新聞を1紙、オンラインで有料購読。そしてもう1紙海外の新聞のサイトを開き、無料アクセスベースで見出し記事をダブルチェック。

 斬新な「思いつき」よりも、骨太な「意見」を重視する
自分なりの骨太の意見を持つためには、それを支える論理力が不可欠。論理力とコンテンツ力(結論メッセージ)は比例関係にある。

骨太の意見というのは、必ずしも斬新な発想や新鮮なメッセージを含んでいる必要はない。世の中にありふれた意見であっても、その結論をバックアップする根拠がしっかりしているものであれば、貴重な意見になる。

 ネットでカンニングせず、自分の頭で答えを出す
情報へのアクセスが容易になった状況では、インターネットで検索すれば、似通った課題への解決策をすぐに見つけることができる。毎日の3食の食事のように習慣的に脳みそに汗をかかせ、「考える」プロセスを徹底する。

常に「So what?(だから、何?)」と「Why so?(それは、なぜ?)」を考える。

 紙とペンを手にオフィスを離れよう
使い方によっては、ペンと紙切れがデジタルでは解決できなかった仕事を片付けてくれることもある。

  • 紙とペンで思考を整理する3つのポイント
    1.まず頭に浮かぶことを書き出す(清書するのではなく、落書きするイメージ)
    2.論理構成・因果関係・優先順位・言葉の表現を気にしない(まずは書き出してから整理する)
    3.何度も書き直しながら整理をしていく

 2週間に1度は靴を手入れする
ビジネスマンの身だしなみで差が出るのは、ズバリ足元。
1.ズボンの折り目にプレスがされているか?
2.靴のかかとは磨り減っていないか?

クライアントが求めているのは外見上の個性ではなく、アドバイスの中身における個性。一流のプロフェッショナルが必ずしも高級なスーツを身につけているわけではなく、共通しているのは清潔感。

Chapter3:時間に支配されずに働く
 どんな理由があろうと、10分前には現地到着

遅刻をせず、時間を守れる人は信頼される。目の前の忙しさにかまけ、つい5分の遅刻は仕方ないと思ってしまうのはNG。

 ワークライフバランスの考え方
  • 20代は目の前の仕事に力を傾ける
    20代でワークライフバランスを考えるのはまだ早い。できるだけ多くの時間と労力を仕事サイドに振り分けるべき。その際に大事なのは、「休息をしっかり取ること」と「短期の仕事と長期の仕事の2つの視点を持つこと」の2点。週末の丸一日は自己投資のための時間として確保すべき。
  • 30代は週末半日を自己投資にあてる

 始業前1時間の過ごし方
脳の働き的には朝が仕事を効率的にこなす最適な時間帯であり、仕事のできる人は朝型が多い。誰にも邪魔をされずに、自分の仕事に集中できる唯一の時間が朝。逆に、ランチ後は仕事の効率が悪くなる。
 時間帯別の生産性を意識したスケジューリングの組み方
  • 朝一の1時間は他の仕事をシャットアウトし、集中した作業やアイデア出しに使う
  • メール処理は朝一にやらない。移動中や午後の生産性の下がる時間帯に取り組む
  • その日のTo Do確認は前日までに整理し、朝一は確認だけに留める

最も頭の冴えている時間帯に、いわゆる作業的な仕事に取り組まないことが効果的。

 ゴールドマン流優先順位設定法
To Doを整理する際に気をつけるべき点は、「優先度」と「完成までに要する時間」の2つの軸で目の前の仕事を部類分けすること。

A 優先度:高い、完成に要する時間:長い
B 優先度:高い、完成に要する時間:短い
C 優先度:低い、完成に要する時間:短い
D 優先度:低い、完成に要する時間:長い

仕事の順番は、Aの対応→Bの着手→Aの着手→Cの着手→Dの着手

Chapter4:決定的なコミュニケーションで成果を出す
 引き受けた仕事は5分限定ですぐやる
仕事を引き受けたら、とにかくすぐに取り掛かること。仕掛かり中の仕事があれば、一瞬その仕事は置いておく。疑問点が生じた場合は、すぐに上司に確認をする。
 メールの返信スピード=あなたの評価
多忙を極めるトップバンカーであればあるほど、レスポンスの速さは際立っている。その理由は3つある。
1.そもそも効率仕事術を身につけている人が結果的に出世している
2.レスポンスの速い人ほど一流のプロフェッショナルという共通認識がある
3.レスポンスの速い仲間を正当に評価する社内の人事システムがある

  • メールのレスポンスで気をつけるべき3つのポイント。
    1.レスポンスのタイミングは、自分の名刺と考える
    2.返信に時間がかかる場合は、その旨断りの短文メールを送る
    3.考えの整理が必要な場合は、あえて一晩寝かしてから返信する

【本の感想】

「10分前には現地到着」や「メールのレスポンス」のように、ビジネスマンにとっての基本中の基本と言えるような内容も多いです。しかし、ここに書かれている全ての基本を忠実に実行できている社会人ってものすごく少ないと思います。自分の普段の行動と照らし合わせて出来ていないことをリストアップすることで、今後の自分の課題が見えてきそうです。

自分の課題として次の2つは今後意識していこうと思います。

 自分の今後の課題とToDoリスト
  • 月に2回、仕事と関係のない人に出会う時間を作る
  • 自分の足元の身だしなみを気を付ける(2週間に1回の靴の手入れ、定期的な靴の修理、スーツの折り目)

【「世界のエリートはなぜ、「この基本」を大事にするのか?」のリンクと目次】


世界のエリートはなぜ、「この基本」を大事にするのか?

目次

Chapter 1. 人との「つながり」に投資する
Chapter 2. 自分の内面と外見を磨く
Chapter 3. 時間に支配されずに働く
Chapter 4. 決定的なコミュニケーションで成果を出す
Chapter 5. 利益を生む資料と会議で貢献する
Chapter 6. 世界に打って出るキャリアを高める

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