第2回日本株ファンダコンペの結果発表

こんにちは、上原です。

いよいよ第2回日本株ファンダコンペの結果発表を行います!

今回の日本株ファンダコンペでは、いいね数の上位3名バフェット・コード賞受賞者審査員賞受賞者が賞金を獲得することができます。

約100名の方にご参加頂き、かなり大盛況なイベントとなりました。

とても面白いアイデアが多くて、審査員としても選ぶのが本当に大変でした。

日本株ファンダコンペの概要や投稿された投資アイデアの一覧は以下の記事をご覧ください。

日本株ファンダコンペはたくさんの投資アイデアが出ました。僕も知らない企業がたくさんありましたし、皆さんがどんな視点で投資先を選んでいるのか知れて、とても面白かったです。

これから順番に結果を発表していこうと思いますが、その前に以下の注意事項は必ずお読みください。

必ず読んでね

ここに挙がっている投資アイデアはバフェット・コードさんや審査員からの銘柄推奨ではありません。あくまでも日本株ファンダコンペで投稿された投資アイデアの中から、各々の視点で面白いと思ったものを選定しています。実際の投資は各自の判断で行いましょう。「誰かが言っているから買おう」は自分の投資スキル向上にはつながりません。今回の日本株ファンダコンペをきっかけに、皆様の個別株投資や企業分析、銘柄選定への興味が高まることを願っています。

それでは結果発表に移ります!


日本株ファンダコンペの結果発表

まずは日本株ファンダコンペのメインの賞であるいいね数順位です。

投稿された投資アイデアのうち、5/9までのいいね数で上位3名の方が賞金を獲得することができます。

そして栄えあるトップ3は以下の方達で決まりました!

1位:たりたり社長さんの相模ゴム工業(320いいね獲得)

2位:ふなさんの手間いらず(242いいね獲得)

3位:なのなのさんのエスティック(234いいね獲得)

賞金として1位のたりたり社長に3万円、2位のふなさんに1万円、3位のなのなのさんに5千円が進呈されます。賞金はアマゾンギフト券をDMで送付させて頂きます。皆様おめでとうございます!

たりたり社長はネタ参加だと仰りつつも、唯一のいいね数300越えで堂々の1位となりました。普段のツイートの質の高さが表れた結果ですね。

2位のふなさんが出した手間いらずは、コロナウイルスの影響で株価が下がっている中、安心の決算を出してきました。今後の動向に注目です。

なのなのさんはバリュー投資メインの著名な兼業投資家さんです。今回は利益率26%で9期連続最高益更新でありながら株価は割安という素晴らしいアイデアをご投稿いただきました。

また、日本株ファンダコンペにエントリーされた全ツイートと5月9日時点でのいいね数はこちらのシートでまとめてあります。

第2回日本株ファンダコンペの投稿ツイートといいね数の一覧

皆さんが投稿した銘柄の今後の株価にも注目していこうと思います。

バフェット・コード賞

続いてはバフェット・コード賞の発表です。

今回はバフェットコードさんからたくさん協賛金を頂いたので、前回よりも賞金大幅アップして日本株ファンダコンペを開催することができました。

バフェット・コード賞の審査基準は以下の通りです。

そして、バフェット・コード賞は当初1名の予定だったんですが、バフェット・コードさんより「2つまで絞りましたが甲乙つけがたく、バフェット・コード賞は2つとしたいです。」とのご連絡があり、なんと受賞者は2名(賞金はそれぞれ1万5千円)となりました。

そんなバフェット・コード賞の受賞者とその選定理由は以下の通りです。

Multi_layerさんのプロスペクト(3528)

バフェット・コードさんのコメント

近年ますます増える株主提案による経営関与に切り口を絞った案件。
変動報告書を具(つぶさ)に確認し、本件はわかりやすい記載があるものの、株主提案に発展する案件をさらっている。さらに「株主提案は総会の8週間前」ルールから株主提案期日を逆算し、受領から開示までのタイムラグから経営判断を推量しようと試みる考察はもっと評価されるべきと判断しました。
提案者が計18%という点からもう一歩、提案者への賛同者がどの程度募れるかを株主構成や過去の株主総会の議決権行使状況などから推計してあると良かったなぁと思いました。(実際は個人投資家が99%を占めており、機関投資家や海外個人の票読みが難しいですが)
財務数値がコモディティとなる中、定性面から考察できることが今後重要性を増すと思います。株主情報に関連したアイデアはまだ科学的アプローチがさほど進んでおらず、こうしたチャレンジングな考察は今後個人投資家にとって新たな競争分野になると思います。

Seraさんのミダック(6564)

バフェット・コードさんのコメント

マクロ環境が追い風になっていることがよくまとまっていると思いました。そのことからも今後はエリアの取り合いになることは想像に難くなく、だからこそ地域独占した後で関東進出するというストーリーが語られておりワクワクします。
さらにその上で、余剰キャッシュを最終処理場や感染症廃棄物処理といった新設困難な箱物へ投資する点に触れられており興奮が止まりません。
より踏み込むのであれば、
・それら箱物が国内でいくつあるのか(競争環境)
・箱物の新設困難な点はどこか(解像度)
・次なるM&Aのパイプラインは存在しうるのか(次の経営施策を先読み)
が整理されるとミダックの競争優位がより際立つのではないかと思いました。

バフェット・コードさんに「甲乙つけがたい」と言わせた2つのアイデア。どちらもとても面白いですね。

Multi_layerさんのプロスペクトは確かに普通の人とはまったく違った視点からのアプローチでとても興味深いです。Seraさんは日本株ファンダコンペの開催期間中にフォロワー数が500人以上も増えたということで、いいね数のランキングでもかなり上位に食い込んでいました。

Multi_layerさんとSeraさんには賞金1万5千円が進呈されます。後程DMでアマゾンギフト券をお送りします。

審査員賞

最後に審査員賞の発表です。

今回は、投資で成功されている以下の豪華メンバーに審査員をして頂きました(アルファベット順)。

ついでに私、上原も審査員の末席に加わらせて頂きました。

審査員賞では以下の記事にまとめた11人の方がノミネートされました。

ノミネートされた投資アイデアの中から審査員による決選投票が行われ、審査員賞は以下の方に決定しました!

ゆづさんのエラン(6099)

選定理由は以下の通りです。

アベルさんのコメント

解約率が少ないストックビジネスでありながら、まだまだ開拓余地があり成長期待が持てます。

DAIBOUCHOUさんのコメント

病院、介護施設に入院、入所された方が必要な衣類、タオル類、日常生活品をレンタルする会社。既存の地元のリネン会社とは協力関係で、衣類やタオルを実際に洗濯するのは地元のリネン会社という仕組みです。
エランを採用した病院、介護施設の「施設数」とその施設に入院、入所された方がエランを利用する「利用率」の掛け算で売上が大体決まります。
「施設数」は解約より新規導入が増えれば徐々に増えるストック性があります。

エランに注目したのは、新型コロナウイルスの問題が利用率を上げて、そのニーズを受けて新規導入も進むのではないかという推測です。

高齢者は新型コロナウイルスの感染リスクが高く、多くの病院、介護施設では、感染防止のため、入院患者、介護施設の入居者の面会が禁止されています。また、入院患者、入居者が外出するとウイルスを持ち込む危険性があるため、外出も禁止されています。

家族は、看護師、介護士経由で間接的に生活用品を持ち込む事が出来ます。しかし、面会出来ないと、エランで我慢しようと考える人も増えそうです。特に単身者だと選択肢が限られます。

病院、介護施設も、感染リスクを減らせるエランを推奨するだろうし、エランを導入しようという動機になります。新型コロナウイルスが収束しても何らかの感染症は常に存在し、院内感染リスクを強く実感したと思います。

その結果、「利用率」が増えて、そのニーズを受けて新規導入する病院、介護施設が増えて「施設数」が増えるのでは無いかと考えました。

決選投票では4人全員がゆづさんのエランに投票し、満場一致での審査員賞受賞となりました。

成長余地が大きく、しかも解約率が低いストックビジネスで安定性もあるという素晴らしいファンダメンタルズですね。バリュエーションは高くて正直僕には手が出ない銘柄ですが、この高いバリュエーションを正当化する成長がどれぐらい実現できるのか注目です。

ゆづさんには賞金1万5千円が進呈されます。後程DMでアマゾンギフト券をお送りします。

日本株ファンダコンペを終えて

以上が日本株ファンダコンペの結果発表でした!

受賞した皆様、おめでとうございます。

相場は荒れ模様で大変な時期ですが、こういう時だからこそ、個別の企業をしっかりと分析して、本当に投資したいと思える企業の株を買いたいですね。

皆さんからとても良いアイデアがたくさん集まりましたし、「日本株ファンダコンペの銘柄を見ているだけでも勉強になる、楽しい」という声をたくさん頂き、開催して良かったと心から思います。

大盛況でしたので、またいつか第3回の日本株ファンダコンペを開催したいですね。

最後になりましたが改めて、協賛して頂いたバフェット・コードさんとmaster_kさん。審査員をしていただいたアベルさん、DAIBOUCHOUさん、ECONOPUNKさん。そしてコンペに応募して頂いた皆様といいねやRTで応援をして頂いた方々。

皆様のおかげで無事コンペを終えることができました。本当にありがとうございました!